<マネーシステム>
0.注意
以下にあげるマネーシステムでは、100%勝てるわけではありません。そして、世に出回ってる有料のマネーシステムもおそらく利益をだしつづけることは難しいと思います。あくまで、紹介です。
1.マーチンゲール法
$1賭けて外れたら、次は2倍の$2を賭けます。また外れたら、$2の2倍の$4を賭けます。
勝った時は$1プラスになりますから、また最初に戻って$1賭けます。負けた時のみ倍にしていきます。
下記の例は6回連続外れて7回目に的中した収支です。
回数 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
掛け金 |
$1 |
$2 |
$4 |
$8 |
$16 |
$32 |
$64 |
収支 |
-$1 |
-$3 |
-$7 |
-$15 |
-$31 |
-$63 |
+$1 |
2.逆マーチンゲール法
これは小額の資本を一気に大きく増やす方法です。
マーチンゲールの逆で勝った時に勝ち額のすべてを次のゲームにつぎ込みます。
2倍の勝負では、単純に$1から始めて10連勝すれば$1024になります。
下記の例は7連勝した収支です。
回数 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
掛け金 |
$1 |
$2 |
$4 |
$8 |
$16 |
$32 |
$64 |
収支 |
+$1 |
+$3 |
+$7 |
+$15 |
+$31 |
+$63 |
+$127 |
3.ココモ法
マーチンゲール法の変形で配当が3倍以上のゲームで使用します。
まず初期投資額を$1とします。
負けた場合は、2回目にもう一度$1を賭けます。3回目からは、前回と前々回の賭け金を足して賭けていきます。
つまり3回目は$1+$1で$2、4回目は$1+$2で$3という具合に的中するまで掛け金を増やしていきます 。
的中したら、また初期投資額の$1から始めます。
下記の例は6回連続外れて7回目に的中した収支です。
回数 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
掛け金 |
$1 |
$1 |
$2 |
$3 |
$5 |
$8 |
$13 |
収支 |
-$1 |
-$2 |
-$4 |
-$7 |
-$12 |
-$20 |
+$6 |
4.モンテカルロ法
ココモ投資法よりも更に投資額を低く抑えた投資方法ですが、1回の的中で利益が得られるものではなく、何度か的中していくうちに利益を獲得していくやり方です。
最小単位を$1として説明します。
最小単位の1倍、2倍、3倍の数字を紙に書きます。ここでは「1 2 3」となります。
この両端の数字の合計1+3=$4が初回の賭け金となります。
ここで的中しなかった場合、2回目は「1 2 3
4」と、4倍の4を加え、賭け金は、両端の数字1+4=$5が賭け金となります。
このように、的中するまで6倍、7倍、8倍と1つ大きい倍率の数字を並べていきます。
的中した時は、配列した数字の両外側からそれぞれ2個ずつ消していきます。
例えば、1倍・2倍・3倍・4倍・5倍・6倍・7倍の時に的中したら、次回は両端から2個ずつ1、2と6、7を消して、3倍・4倍・5倍の金額を配列させます。
そして先ほどと同じように、次の賭け金は、両端の数字3と5を合計した$8を賭けます。
この配列3倍・4倍・5倍で、再び的中した時は、更に両端から2個ずつ消すことになりますが、配列した数字自体が消滅しますので、この場合は、最初の1倍・2倍・3倍に戻ります。
なお、この配列3倍・4倍・5倍の時で8倍の賭け金での勝負に負けた場合は、その3倍・4倍・5倍に更に6倍を加え、次回の賭け金は9倍となります。
下記の例は7回の内4回目と7回目に的中した収支です。
回数 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
掛け金 |
$4
(1+3) |
$5
(1+4) |
$6
(1+5) |
$7
(1+6) |
$7
(2+5) |
$8
(3+5) |
$9
(3+6) |
収支 |
-$4 |
-$9 |
-$15 |
-$1 |
-$8 |
-$16 |
+$2 |
5.2in1法
これはモンテカルロ法を簡単にした手法で、2回の負けを1回で取り戻すことからこう名付けられています。
方法は簡単で、負けた金額を書いてその両端の合計金額を次に賭けます。
たとえば、最初の賭け金を$1にして負けたら「1」という数字を書きます。
次の回は同じ$1を賭けます。
次に負けたら「1 1」と書き、その合計額の$2を次のゲームで賭けます。
そこで負けたら「1 1 2」と書いて両端の合計金額の$3を次のゲームで賭けます。勝ったら左端と右端の数字を消します。
6.テンパーセント法
この方法は名前の通り、手持ち資金の10パーセントを賭けるという簡単なものです。
例えば配当が2倍のゲームを当初の資金を$100から始めたとしましょう。
最初に賭けるのは$100の10パーセントの$10です。それで勝てば資金は$110になるので、次に賭けるのは$11です。
もし負けたなら資金は$90になるで$9を賭けます。
この方法の良い点はツキがのって勝てる時は資金の増加ペースが増えて、逆に調子の悪い時は資金の減少ペースが遅くなることです。
7.ピラミッド法
勝ちも負けも連続することを前提とした攻略法で、勝った時は賭金を1減し、負けた時は賭金を1増やすという賭け方をします。
仮に10回負けても累計-$55ですみますが、1回では取り返せません。その後、7連勝すれば+$56で1$の儲けになります。
3連敗→2連勝→4連敗→3連勝のように連敗、連勝する度に±1していきます。
長い目で見れば確率が収束するであろう、という根拠に基づいています。
下記の例は3連敗の後、4連勝の収支です。
回数 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
掛け金 |
$1 |
$2 |
$3 |
$4 |
$3 |
$2 |
$1 |
収支 |
-$1 |
-$3 |
-$6 |
-$2 |
+$1 |
+$3 |
+$4 |
8.グッドマン法(1235法)
この方法は、勝った時に賭け金を1倍、2倍、3倍、5倍、5倍、5倍…と増やします。
配当が2倍、最初の賭け金を$1で説明します。
下記は、4回目、6回目が負けた場合です。
回数 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
掛け金 |
$1 |
$2 |
$3 |
$5 |
$1 |
$2 |
$1 |
収支 |
+$1 |
+$3 |
+$6 |
+$1 |
+$2 |
0 |
+$1 |
9.10ユニット法
モンテカルロ法のように数列を紙に書き、その数字がすべて消えたら目標額に達成したことになり終了します。
目標額は10ユニットです。1ユニットは賭ける単位になります。$1でも$10でも予算に合わせて決めて下さい。
次に最高で合計何ユニットを賭けるかリミットを決めます。
例えば、1ユニットを$1とし、リミットが$100なら100ユニットとなります。
まず紙に数字の1を「1 1 1 1 1 1 1 1 1 1」のように10個並べて書きます。これで10ユニットです。
このすべての数字が消された時、10ユニット勝っているということになります。
両端の数字の合計1+1=2ユニットが最初の賭け金です。
勝った時は両端の数字をひとつずつ消していきます。
負けた時はどの数字も消さずに今賭けたユニットを一番右端に書き足します。
具体的に説明します。
「1 1 1 1 1 1 1 1 1 1」と紙に書きます。
両端の合計2を賭けます。勝ったとします。
数列は「1 1 1 1 1 1 1 1」となります。
次の賭け金も2です。負けたとします。
数列は「1 1 1 1 1 1 1 1 2」となります。
次の賭け金は3です。負けたとします。
数列は「1 1 1 1 1 1 1 1 2 3」となります。
次の賭け金は4です。勝ったとします。
数列は「1 1 1 1 1 1 1 2」となります。
このように賭けていき数字がすべて無くなるか賭け金がリミットに達した時に終了です。
もし、数字が無くならず、次の賭け金に予算の残りが足りなくなった時は次のようにします。
数列が「10 11 12 13 14 15」、残金(ユニット)が20とします。
左端の数字を賭けるだけのチップが残っている場合は、それを賭けてください。
a)もしそれで勝ったらその左端の番号を消してください。
数列は「11 12 13 14 15」となり、残金は30になります。
再び両端の合計が賭けられます。勝ったときはもとのように賭けます。
負けた時は「11 12 13 14 15 26」、残金が4になります。
残りの4すべて賭けます。負けたら終了です。
勝ったら、左端の数字11から賭け金の4を引きます。
「7 12 13 14 15 26」となり、残金は8です。
また、左端の数字が賭けられます。勝ったらa)に戻ります。(数字は読み替
えてください)
負けたらb)に行きます。(数字は読み替えてください)
b)もし負けたら今負けたユニットの数字を左端の数字に足してください。
数列は「20 11 12 13 14 15」となり、残金は10になります。
残りの10すべてを賭けます。負けたら終了です。
勝ったら、左端の数字20から掛け金の10を引きます。
「10 11 12 13 14 15」となり、残金は20です。
また、左端の数字が賭けられます。勝ったらa)に行きます。
負けたらb)に戻ります。
残金がゼロになった時、残った数字の左端の数字に10を足した数が「失ったユニット数」=「設定したリミット」です。
10.ラブシェール法
まず、任意の数字を4つから10個書きます。ここでは、8個とします。
11133344とします。
この数字の合計は、1+1+1+3+3+3+4+4で、20になっています。
この方法の場合、この合計数が自分が失ってもよい金額になるように設定します。
最初は左端の数字と右端の数字の合計を賭けます。つまり、1+4で5を賭けます。単位は$1でもいいですし、$10でもいいです。
もし勝ったら、今賭けた金額を右端に書き足します。下のようになります。
111333445
もし負けたら、先程の左端と右端を消します。
113334
いずれの場合も次のゲームでは同じように左端と右端の数字を足した分だけ賭けます。上の例でいうと、勝った場合は1+5で6、負けた場合は1+4で5になります。
もし次のゲームも勝った時は、賭けた6を右端に足して下のようになります。
1113334456
このようにして続けていきます。
勝ちの波にのれば、どんどん賭ける金額が上がって大きな儲けが狙えます。逆に、あまりツキがないときは数字が全部消えてしまいますが、もともと負けてもいい金額を決めているのでそれ以上は負けません。
※+α
紹介したマネーシステムをアレンジすることも可能です。例として、マーチンゲール法を3倍の箇所2つにかけてみるとこうなります。
回数 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
賭け金 |
$2 |
$6 |
$18 |
$54 |
$162 |
$486 |
収支 |
-$2 |
-$8 |
-$26 |
-$80 |
-$242 |
+$1 |
この他のものにも応用できます。
※尚、ここで挙げているもので100%勝てるものはありません。何度も言いますが紹介しているだけです。
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